ゆずの木保育園の障がい児保育は創立以来、身体に弱さのある子ども、精神面で発達の弱い子どもを健常児と共に育てることに意義をもっています。子ども達の幼い集団の中でも、人それぞれ個性があります。自分と他人の違いをよりわかり易く見られることは仲間として一緒に生活することで健常児も育つし、弱さのある子も、子ども集団の中で、子どもから刺減や援助やいろいろな力を借りて発達していきます。
しかし、今の措置制度の中では、この子ども達が充実した生活を送るための公的な保障は少なく、良心的な保育園にまかされている面が多く、どこの園でも受け入れられない状況の中で精いっぱいのことをしていきたい。それには弱さを持っている子どもの親だけでなく職員集団、保護者集団、子ども集団が1つになって守る立場で理解し合い、運動し合うことです。