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 核家族の中で子育てが母親と父親にまかされる中で、充分な接し方や発達に即した手だてが思うようでない子どもたちが増えたり、婦人労働のきびしい中での出産、それ自身が大変弱さを持って生れて来る子どもの増加の中で初期の保育は、特別の意味をもっています。

 年令に応じた発達を保障することは、単に身体的な面だけでなく共に心も育てることです。心と身体がその年令にふさわしく育った時に子どもらしさは獲得されるのです。出産の前から育児書や育児に関するデ一夕一等に振りまわされ、マニユアル通りの子育てでないと子ども自身を否定してしまう親が増加している中で、本来「子ども自身が一番育ちたい」要求を持っていることをしっかりとらえ科学的に対応していく。子どもの要求と科学的な対応が一致した時に開花するものです。「おもしろいな一。又やろうね。」と明日への希望、期待が生まれ、全身で喜びを表現する。
 又、言葉で表現ができない乳児の場合、
「キヤッキヤ」と声を出して笑い、もっとやってほしいと要求してくる。眼を見て対等に話しかけ、働きかけられることへの喜びは、心の発達には欠かせないもので幼児になると仲間の中でこの喜びが広がり自分を素直に表現することが出来るのです。

 


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